こんにちは、Cinna(シーナ / @web_cinna)です。
職業訓練の2年コース、長期高度人材育成コースでWebデザインを学んだ記録です。
今回は1年生第2セッションで学んだ、コミュニケーションスケッチをお話します。
授業の概要

3時間×全10回(週2日×5週)
- 「伝える」ことを念頭に置いて、ただ漠然と目の前のものを描くのではなく、対象物を観察し、その成り立ちを理解・分析し、的確な描写をする能力を身につける。
- この科目では対象物の本質を捉え、その特徴を強調と簡略を用いて、簡潔に描くことを目的とした練習を重ねることで、情報伝達の手段としてのスケッチを習得する。
全10回授業のスケジュール
- オリエンテーション、焦点の抽出、飲料容器のスケッチ
- 構造と分析1−1 花のスケッチ
- 構造と分析1−2 花の図鑑
- 構造と分析2−1 工具・文房具のスケッチ
- 構造と分析2−2 工具・文房具の取扱説明書
- 特徴と誇張1 顔のスケッチと似顔絵
- 特徴と誇張2 動物のスケッチとキャラクター化
- コミュニケーションツールとしてのスケッチ1 料理のレシピ
- コミュニケーションツールとしてのスケッチ1 絵地図の作成
- 絵地図の作成+課題作品ファイルの提出
第2セッションその他の時間割はこちらの記事にまとめています↓

授業内容をレポート

今回のコミュニケーションスケッチの目的は、素早く簡潔にスケッチをして相手に情報を伝えられるようになること。
つまり具体的には、デザインの打合せ時に言葉だけでなくサッとスケッチで絵を描いてビジュアルでイメージをクライアントさんに伝えられるくらいのデザイン力は身につけましょうというものです。
第1セッションでは鉛筆でのスケッチを学び、その授業では対象物をじっくり観察しながら時間をかけて丁寧にスケッチしていく練習をしました(人のスケッチでは10分以内に描く練習もありました)
その授業とは異なり、今回の授業はスピード力を求められるので課題数も多くとても大変でした(^^;)
まだまだ慣れていないスケッチを素早く描く!というのはなかなか大変。しかしたくさんの数をこなすというのはすごく効き目のあるトレーニングの授業でした!
飲料ボトルを描く
写真なので実物と色味が少し違う部分もありますが、参考にしてみてください♪

当時、愛飲していたレッドブルをスケッチ。
こちらは基本デザインスケッチで学んだ通り、丁寧に時間をかけて描いたものです。
(形がイビツです、、、😂)
そして、先生から同じものを10分で描いてくださいと指示が↓

初めてサッとものを描くということを経験。うん、むずかしい!
本当はもっと簡潔にサッと描けるようになるのがこれからの目標です。
実物はこちら↓


形を捉えるだけでも慣れていないと時間がかかるので大変です
構造と分析1−1【花のスケッチ】

花のスケッチは実物のお花を持ってきて観察しながらスケッチしていきます。
そして、今回は色づけもしていきます。使ったのはコピック。

重ね塗りができる色ペンです。
色を重ねることでペンの色だけでなくたくさんの表現ができます。

実際に持ってきたお花を分解して構造を観察しながらスケッチしていきます。

課題はお花2種類です。こちらも同じように分解しながらスケッチします。

初めて使うコピックペン。下書き用の紙に試し塗りをしながら、どんな色合いがでるのかを確認。
どんどん使いながら特性を掴んでいきます。
構造と分析1−2【花の図鑑】

前回の授業で描いたお花を元に、新しいケント紙に花図鑑を描きます。
レイアウトは自由です。
ひまわりの図鑑をいろいろ参考にしながら描きました。

お花2種類が課題なのでこちらも図鑑に。
前回の授業よりもコピックペンの使い方に少し慣れてきました。
色鉛筆も使いながら重ね塗りをしています。
お花のスケッチ、分解して中身をスケッチ、レイアウト、色づけ、図鑑の内容を調べる、、、そして2種類!ということでとても時間がかかりました(お家で宿題)
構造と分析2−1【工具・文房具のスケッチ】




今回は4つの文房具を構造がわかるように多方面からスケッチします。
うーん、鉛筆だけで表現するスケッチやはり難しい〜!
構造と分析2−2【工具・文房具の取扱説明書】




前回の文房具のスケッチを元に簡潔にスピーディーに取扱説明書を描いてみます。
イメージはIKEAの説明書。言葉がなくても使い方がわかるように描くのが課題です。
ちなみに元イラストレーターのクラスメイトの作品はコチラ↓😍

すっごく上手!かつ早くて正確!!いつも先生と呼ばせてもらってました♪
特徴と誇張1【顔のスケッチと似顔絵】

ヘタすぎて恥ずかしい😂
この課題では有名人の似顔絵で特徴を誇張して描くというもの。(スピーディーに)
誰だかわかりますか、、、?😅
アメリカドラマ「24(twenty-four)」のジャックバウワー(キーファー・サザーランドさん)です笑
このドラマが好きすぎてついつい描きましたが先生にはあまり伝わりませんでした。。。(^^;)


さて、誰でしょう、、、
ハリーポッターくんと上戸彩ちゃんのつもりです。。
とにかく素早く3人描く!というのが課題で、描くだけでも難しいのにスピーディーに特徴を誇張しながら描くというのはほんとに大変でした、、、(先生は早く早くーとなかなかスパルタでした)
似顔絵師さんってほんとすごいなと思います。
特徴と誇張2【動物のスケッチとキャラクター化】

さて、続いては動物をモチーフにキャラクターを作るという課題です。
こちらはウチの愛犬トイプードルをキャラっぽくしてみました。


大好きなハリネズミをやんちゃなキャラへ、そして猫をオヤジ化してみました。
この課題もスピーディーに3種類つくることがテーマ。
キャラ化していいので自由度が高くて描きやすかったです。
コミュニケーションツールとしてのスケッチ1【料理のレシピ】

好きな料理の工程をイラストで表現するという課題です。
今回も3種類のレシピが必須。


今回の課題も3種類でかつカラーでの提出が必要だったので、時間がかかりました(スピーディーにやらないといけないのですが)
ちなみに、またまた元イラストレーターのクラスメイトの作品↓

レベルが違いすぎる!感動!!
イラストが上手なクラスメイトがいるとコツを教えてもらえるので本当に助かりました。
ほんとにいつも先生と呼んでいた笑(ありがとう)
ここで大切なのは、人と比べるのではなく、比べるならばそれは過去の自分!
少しずつ過去の自分よりもできることが増えて上達していればいいのです(^^)
感想
最終課題の絵地図は実家の周辺地図の詳細を描いているので掲載は割愛しますm(_ _)m
コミュニケーションスケッチは課題数が多く、授業間隔もあまりなかったので
宿題に追われてなかなかハードでした。
しかし数をこなすということはとても大切なこと。
言葉だけでは伝えきれないことをビジュアル化する。とても大切です。
実際に使うイラストはイラストレーターさんに描いてもらうにしても
どんな構図でどんなイメージのイラストがほしいのか。を伝えるために
コミュニケーションスケッチは必要なスキルです(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました


